地方議員研修に参加してきました。

11月14・15日の両日、宇都宮市で「全国市議会議長会研究フォーラム」が開催されました。私たちの会派「志帥会」は、毎年参加しています。私たち市議会議員にとって、地方議会の在り方についての問題が討議されるので大変勉強になり、大事な研修の一つとなっています。

今回、パネルディスカッションに登場されたビアンキ・ アンソニー犬山市議会議長さんのお話は、研修の中でも大変興味深く聞かせていただきました。アンソニーさんはALTとして来日しましたが日本の学校のやり方に戸惑い、国に帰ることも考えました。しかし最終的に選んだのが帰化して議員になるという道でした。地方議会では当たり前の住民参加の議会を実現していて、とても面白く参考になる内容でした。

およそ2800名の地方議員が参加しています。

いわき市議会でも、議会報告会や議員による政策提案。そして委員会などにおける議員間討議を柱に議会改革を推進してきましたが、理想的にはいかないということも分かってきました。
いろいろな先進事例を参考に議会運営についても理解を深めていければと思います。

在来線「水戸線」から見た関東の秀峰「筑波山」が大変素晴らしかった。
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続いて、習志野市役所で「公共施設再生計画」について10年にわたって担当しておられた方にその内容について伺いました。

全国どこの自治体でも、私が生まれたころに建てられた公共施設が多くあり、その老朽化した公共施設をどう維持管理するかが今、大問題です。其々の施設を統廃合したり長寿命化したりしながら、財政的につじつまを合わせなければなりません。

国の指示に従って取り組みが進められています。本市では、昨年4月に全体計画がスタートしましたが、全体的なところの話はありますが、個別計画が遅れていてまだ未完成となっています。

今回研修させていただいた習志野市は、全国でもいち早くこの「公共施設再生計画」というテーマに取り組んでいて、大変参考になりました。いわき市においても課題解決に向けて財政的な裏付けをつけ、どのように進めていくのかが大事な問題であると改めて認識しました。


最後に、習志野市議会の議場を見学して帰路につきました。